旅行好きな両親に連れられて、私たち家族はあちこち出かけていた。私の両親は、共に旅行好きだ。父は山とマニアックなテーマの旅行、母は王道な旅行が好きで、子供もついて行ったので、ありがたかったと思っている。日々節約に励んででも、旅行には行くという親だったが、それはそのまま私に遺伝している(^^;)。旅は私にとって、何をおいてもワクワクすること。そして、旅の楽しみは、計画段階、家での準備から始まっている。それらを家族や友人とシェアするのは(もちろんしなくても充分楽しいのですが)、得難い経験だなあと思う。旅行の楽しみを教えてくれた両親には、とても感謝している。

私の一番古い旅の記憶は、幼いころに連れられて行ったハワイ。もちろん、もっと古い国内旅行の記憶があるはずだと思う。だって、うちの親は国内旅行も好きで、若い頃から山やら島やら行っていた。でものちに親に繰り返しハワイの話ばかりされてきたり、写真を見せられたりしていたので、ハワイ以前の記憶が一番古い。

幼かった私は、頑張って渡航した両親には申し訳ないけれど、現地での記憶が本当に少ない。写真を見せられ「ここに行ったよ、ここの火山にも行った」と聞かされて、「うーん、行ったかも?」なんて思う程度で終わっている。ごめんね、両親。

自分の中で、ぼんやりとある記憶は、南の海に入り貝殻で足指を切って泣いていた事、ツアーバスで隣に座ったいくつか年上の優しいお姉ちゃんとあやとりしていた事くらいかなと思う。

実のところ、私は今も昔もぼんやりしていて。ただ、友人の話を聞いても、ものごころつかない幼児には、旅行の記憶があまりないと言っていた。もちろん人によると思いますが、一般的にはそうかもしれない(ある先生によると、子供の年齢で八つ九つまでは、記憶がわりと曖昧なものだとか。その後、十歳以降は記憶も確実に残るんだそうです)。

その30年後大人にすっかりなっていた私は、再びハワイに上陸した(^^)/。でも、二度目のハワイは、バブル時代テレビや雑誌で見た素敵ハワイではなく、地味でじたばたしたハワイでした。