30年後に行ったハワイは、夫の仕事で渡米する途中に立ち寄ったために行った。何しろ30年ぶりだから、ほとんど初めてみたいなもの。

「ハワイか〜、常夏の島だから海水浴もしたいし、ビーチも堪能したいな」なんて、出発前の3ヶ月くらいはお気楽に浮かれていました。いや、本当はその時にするべきことが山のようにあったんですけどね。

実は、赴任前の日本の片付けが深夜にまでなるという、計画性ゼロな事をしてしまったので(出発前日の深夜、郵便局に船便のダンボールをいくつも運んでいた ってどれだけギリギリ?)、案の定成田発オアフ行きの機上では、夫と私はヘロヘロ。お見送りの方々に失礼のないよう、なんとかがんばりました(;0;)。

おまけに子供達は就学前だったため、長いフライトに飽き、フライト半ばから、まだなの?と訴えるのをなだめるのに一苦労。ハワイは近いかといえば、8時間はかかりますね。親も子も大変です。座ったままではなかなか寝られない。皆、寝不足なのに寝られないという、ハワイに行くワクワク感ゼロなフライトでした。

ハワイに降り立った時、家族皆グロッキー、ちょっと気持ち悪い感じになっていました。ハワイといえば、まずは、モワンとした南の島特有の湿気のある空気感。ああ、南の島の空港ってこうなんだなぁと改めてリゾートに来た事を感じ、幸せな気分に。みんなが心なしか浮かれているのがわかります。すでに、税関あたりからアロハシャツを着ていた人もいたかもしれません。

そんな中、心身ともに余裕のなかった私は、ホテルに行ってベッドに寝ることをばかり考えていました。本当に今思っても自業自得。引っ越しを出発前夜よっぴいて行い、そのまま成田空港だったから、あまり寝ていなかった。30すぎのおばさんには、2日の徹夜は堪えていました。

さあ、ホテルに行こう。税関も通ったし。ところが、そうは問屋はおろさなかった。凝り性の夫は、行き先を隣の島のマウイにしていた。どうして〜?(当時ハワイ通の知りあいに薦められたのだそうです。確かにマウイ島は素敵なところです。私も今は思います)そこから言葉もなく、ヘロヘロ家族はマウイ行きの小さい飛行機にのり、マウイに向かったのでした。びゅ〜ん。