前回からのつづき

さて、ヘロヘロ家族が、タクシーでついたのは、海辺に近いInn でした。もう随分後になって、ここは皆がよく知っている有名なホテルだと知りました。ロケーションがとても良いんです。

ホテル(イン?)のフロントの人たちは、とても明るかった(^^)。

「待ってたのよ〜。疲れちゃったわね。まあまあ、お子さんたち疲れて寝ちゃったわ」と、とても歓迎ムードでチェックイン。なんだか、ホッとしたのと嬉しかったためか、その時のフロントのお姉ちゃんの笑顔が今でもおぼろげに思い出せます。きっと彼女も今ではいい歳かしら。でも、いい人は年齢を重ねても美しいハズ、と信じてる私です。

さて、荷解きも適当に、高さのあるベッドに皆いっせいに倒れ込んだ。爆睡した翌朝はもうスッキリ。天気も青空、最高でした(いや、ハワイはいつもそうなのかも)。バルコニーで青い空を満喫していた私の後ろから、蚊のなきそうな声が聞こえてきた。子供の一人が泣きそうな声で、「お母さん、おねしょした」。えぇ!

子供は、日本で一度もしたことがない 「おねしょ」をハワイのホテルのベッドでしてしまったんでした。思わず、引きつりうろたえる母親をみて、子供は一層泣いていた。

「これは娘が動揺している。きっと疲れとなれない異国(外国は初めて)で、したこともないおねしょをしてしまったんだわ」。ホテルにお詫びをいれる事と同時に、娘の心のフォローもしておかないと。これから、異国生活はそこそこ長いから、こんなところでつまずいているわけにはいかない。。

夫と私はどうしようか相談した。同じように、動揺しているもう一人の子供をフォローし、おねしょのシーツのあたりを少しでもなんとかしようとした。あまり効果などなかったのですが。泣いているおねしょの子ををバスルームに連れて行きさっぱりしたあと、どうしてか、英語が苦手な方の私がホテルのフロントに向かった。

「英語でおねしょしたってなんて言うんだったかしら。向こうはやっぱりとても怒るだろうなあ。弁償かしら。きっと昨日の優しかったお姉ちゃんは、今日ばかりは怒るはず。ああどうしよう」

とても緊張しながら、フロントでおねしょの件を話し、あやまった。すると、フロントおばちゃん(お姉ちゃんじゃなかったです)は、「あっ、そうなの。大丈夫。ドントワリー」なんて、ウインクしちゃってくれたのでした(^0^)。

実は、私は昨日の最初のホテルがすこし気難しそうだったため、すでに外人コワイと思いかけており、ここのフロントに来た時も緊張の極みだったのでした。しかし、緊張の溶けた私は、一変して「外国なにするものゾ、ハワイサイコ〜!」なんてなったのでした。我ながら思い出してもホント単純です。