今日は、私の英語関連の数多い失敗の中で、ある失敗を思い出したので書いてみたいと思います。

こどもの友達のお母さんと話してて、やっちまった失敗話。

たしか、アメリカ滞在、2年目のこと(2002)です。

ある初夏の日、おたがいの子供たちが、双方、共通の友達の誕生会に出席しました。

おたんじょうび
おめでとう!

誕生会の終わりがけに子供を迎えにいって、

待っているときに彼女と会い、こんにちは。

(手には、誕生日の子のママからいただいた、ビッグなケーキのお皿をもってます。すごく甘い;;)

私:「まあ、お久しぶり。元気ですか」

ママ友:「ええ、私は元気。でもちょっと前に、ジュジュが死んでしまったのよ。」←かなり悲しそう。

私: 頭の中で猛スピードで考える

”え〜っと、ジュジュって誰だっけ? 外国の名前はムズカシイゾ。

あ!もしかしたら、

いつもその子の家に同居している、あの、ママ方のおじいちゃんかもしれない!

そうよ、こんなに悲しそうだし。日にちがたってもつらいのは肉親しかない。

注 その子の家は、お母さんがペルシャ系の人。同居のおじいちゃんも勿論ペルシャの人。

おじいちゃんは、おうちにうかがうと、とても静かにニコニコしている、高齢の方。

英語が得意でないという事だったので、ほとんど話はされなかった。

私は、勝手に

「ジュジュという名は、ペルシャの男の人の名前かもしれないわ。そうね、あるいは、お父さんの事をジュジュというふうに呼ぶのかもしれない」

ととっさに考え、そうか、あのおじいちゃま、とうとう亡くなられたのか!と、理解。

かなりの高齢だったから、さもありなん。

ああとうとうお亡くなりになったのか。母国を離れ、異国でなくなるとは、なんとお気の毒な。

おくやみ申し上げます

そういえば、いつも静かすぎてどこにいるかわからないくらい、

存在感がなかった方だったが、あれは死が近かったせいだったのか。。なるほどそうだったか。

私の頭は、手にケーキを持ったまま、

『ジュジュ』が高速で誰だか考えをめぐらせ、あの高齢のおじいちゃま、と考えました。

ならば、おくやみを言わなくては。

そうか、わかった!

そうだ、そういえば、以前読んだ本に、日本人は感情を態度で表すのが苦手、

でも、英語圏では、恥ずかしがらず、感情を豊かに、ちょっとオーバーかなと思うくらいに表しましょうと、

書いてある本を読んだっけ。

なので、私は、ここはお父様が亡くなられたのだから、

しっかりお悔やみの気持ちを表さねばいけない、と考え、実行。

(そこの子は、うちの子供らのかなり親しい子だったのでなおさらするべきと考えた)。

私:気合いをいれて、

「まあ、なんてこと!あなたの悲しみは、どんなに大きかったでしょう!あなたのつらい気持ち、本当にわかるわ」

と感情込めて、彼女をハグ。ちょっと大げさなくらいにしっかり(だって本にそう書いてあったし)。

気を落とさないでね

お父様がお亡くなりになっているんだもの、彼女の悲しみは深い(彼女は優しい人です)のだから、それくらいしたってぜんぜん足りないくらいよ。

彼女:「う、うん。大丈夫よ。ありがとう」

私:(あれ、ちょっと反応が?? なんでだろう、いつもはもっと感情豊かな、反応ある人なのに)

そのあとは、普通の会話に戻りました。

さて、ちょっと先程の彼女の反応が気になった私は、帰りの車の中で、

子供たちに、例のジュジュのことを聞いてみました。

すると、なんと、これが赤っ恥が判明!

私:「あのさー、〇〇ちゃんのママが、ジュジュが死んだって言っていたけれど、誰のことか知ってる?」

と聞くと、

子供ら:「知ってるー。ジュジュは、インコだよ。〇〇が飼ってるの。

このあいだ、ジュジュが、鳥かごから逃げ出した時、窓のガラスに激突して、死んじゃったんだって〜」

私:絶句。。がびちょーん!

インコだったとは。

そう、ジュジュは、

イ・ン・コでした。

いや、インコも死んだら悲しいです。

私、ペット死んでちょっとペットロスになったことあるし、気持ちはわかる。

いや、でもあのお父様じゃないのね? 

インコなのね?

私:「あ、あのさ、〇〇ちゃんのおじいちゃんはどうしてるのかな」

子供ら:

「あ、げんきー。この間描いた絵見せてもらったよー」

(おじいちゃんは若い頃母国でシルクスクリーンのアーティストだったそうです)

私:(なんと、インコだったとは。わたしのお悔やみインコにしては、大げさすぎたのね。だから彼女もとまどってたんだわ)。

インコの死をおじいちゃんと間違えただけの話ですが、

もっと英語が堪能で、しっかり話したら起きなかった失敗談でした。

(ちゃんと、ジュジュって誰ですか?って聞けばいいのに、

英語が下手な生活をつづけると、

こういった『推測』をいつもしてました。

なので、この時もそれをしてしまい、失敗しまったというてんまつです)。

時は流れて、あれから17年くらい。

今、テレビで、歌手のJUJUさんを拝見すると、当時の自分の失敗を思い出し、てへへっと一人笑いしております。

そういえば、あそこのおうち、ステキな鳥かごがあったっけ。

アーティスト(ママもアートの先生で、うちの子の先生でした)のおうちらしく、センスあるおうちでした。

ああ、はずかしい(^^)。

インコ
かわいいよね
ジュジュ
あなたのこと わすれない